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エジプシャン・デーツ(ガゼット・250g入・1本) pick up

こんなにおいしいのにみんな知らない

エジプトの西方に広がる砂漠のオアシス。そこで実るナツメヤシの木の実。

コーランにも旧約聖書にもアラビアンナイトにもハムラビ法典にもその名が出てくる。それは神の贈り物だと謂う。紀元前6000年の昔、メソポタミア文明の史実に登場し、古来病後の回復食、美容食、健康食としてなくてはならないものとされてきた。

その名をデ―ツという。

紀元前6000年の昔から食べられる世界最古のフルーツであり保存食であると云われる。栄養価も高く、遊牧生活を送るベドウィン族はデーツを「いのちの実」と呼ぶ。彼らは伝統的に乾燥させたデーツを主食とし、山羊のミルクと共に携え砂漠の旅を乗り越えてきた。またデ―ツはイスラム教徒にとって重要な食べ物であり、預言者ムハンマドに倣ってラマダーンとよばれる断食期間中、日没後に最初に口にする神聖な実だったのだ。        
  

こんなにおいしいのにみんな知らない

砂漠を旅するヘドウィン族はデーツを「いのちの実」とよぶ

こんなにおいしいのにみんな知らない こんなにおいしいのにみんな知らない

伝説のスィーワ・オアシスは、西方砂漠・蜃気楼の彼方にある。/ アレキサンダーはこの地に自らの墓を建てることを望んだという


砂漠の果ての神話のオアシス SIWAへ

カイロからアレクサンドリアを過ぎ、彼方に見える蜃気楼を幾度もやり過ごし、エジプトの西方沙漠をひたすら西へ西へと進むとリビア国境のほど近くに絵に描いたようなオアシスが忽然と姿を現す。ここはかつてアレキサンダー大王がエジプトを統一した際に真っ先に訪れたとされる場所で、彼がその申し子と信じていたアモン神の神殿が佇み、またクレオパトラの鉱泉と呼ばれる泉が滾々と湧き出ている。

10年に一度微かにしか雨の降らない砂漠の真ん中では砂と土でできた街が何百年もの間残っている。帯水量が世界第二位といわれるオアシスの水が湧き、デーツとオリーブが実り、塩の湖がある。砂漠の真ん中なのに、ここでは生きていくために必要なものが全て揃う。

FAR EASTの女性バイヤーがスィーワのアモン神殿を調査する。


 




豊かなオアシス・スィーワ

クレオパトラが、水浴びをしたという鉱泉





家々の壁は泥で固められ、道行く人々の足はロバ車、そして町の佇まいは遥か昔にタイムスリップしたように幻想的で怪しく、魅力的。ここには181を超える泉のほかにオリーブの木、そしてデーツが青々と茂っており、その様子はいかにも豊かでベルベルやベドウィンをはじめ沙漠の民がこの地でどれほど癒されてきたかは想像に難くない。10年に一度しか雨が降らないにも関わらず、こんなに厳しい場所に水と果実がこんなにも豊かに生っているとは、なるほどオアシスが「地獄のなかの天国」という原義であることも頷ける気がする。

スィーワの人達はデーツの木を所有し、資産とする。毎年安定して実を落としてくれて、さらに栄養価が高く、保存が利くとなれば当然価値は高い。とりわけラマダーンの期間、デーツは日没後、最初に食される滋養食である。朝陽とともにロバに引かれてデーツの森へ入ってゆき、日が暮れる頃になると山と積まれたデーツとともにひきあげてくる。すれ違う子らの表情も他の町とはどこか違い、見とれるほどに豊かであるし、水も緑も星も周りの乾いた様子とは対照的に豊かである。


エジプシャン・デーツ エジプシャン・デーツ

デーツを収穫するシィーワの人。日の出とともにナツメヤシの森に入り、西日とともに街に帰ってくる / デーツの実


エジプシャン・デーツ エジプシャン・デーツ

スィーワには181の泉がこんこんと湧く。泉からデーツの木々の間を縫うように水路がクネクネと這って水を行き渡らせている。この水とデーツに人も動物も生かされてきた。



 

FAR EASTバイヤーの常宿。石と砂とナツメヤシで作られている

 
ハラース!といわれてもあきらめない商品開発の道のり

オアシス・スィーワをはじめ、現地ではデーツを地面にそのまま広げて野晒しで乾燥する。加工工場では、髪もひげもすね毛も出しっぱなしで加工していて、地元のマーケットに並ぶデーツは、ざるに盛られ、虫やゴミが混じっているのは当たり前だ。現地では虫は取り除いて食べればいいというのが常識。量り売りされることがほとんどで、売られているデーツも2〜3年ものが当たり前だった。しかし、1年ものと比べて味はどうしても落ちてしまう。


エジプシャン・デーツ エジプシャン・デーツ

スィーワからカイロ郊外の工場にデーツは運ばれる。ドイツのシュタイナー思想に根差した工場でコミュニティーをつくりディメーターもとっていた。小学校・中学校・幼稚園に大学と教育に力を入れていて、農場もあってシュタイナーの農業に取り組んでもいる。

しかし、最初に送られてきたデーツは、ろくに密封されてもいなかった。赤道を通って船で運ばれてくることもあって、日本に到着して検品のため箱をあけると3分の2くらいが虫に食われていた。廃棄することも多々あった。当時、世界的に同じような品質で出荷されていたのだ。 やむをえず、1ケ1ケ、デーツをカットしてへたを取り、虫や泥がついていないか、卵はないかなど日本で確認した。大変な作業だった。そのうち、デーツの種子のまわりに虫の卵がたくさんついていることが分かった。そこで現地の工場に再三再四、申し入れをするようになった。

脱気と窒素ガス充填のための機械を購入するよう進言したり、脱酸素剤を使用したり、充填に耐える袋を仕入れるように仕入先を斡旋したりした。日本で検品していてデーツは種の周りに卵が多いことが分かったので、カットして種を取り出してもらうように依頼した。

技術的にはすでに日本にある技術なので対処方法はわかった。だが現地のエジプト人にとってみれば、虫やゴミは取りながら食べるのが普通だったので、日本のマーケットに合わせて選荷・検品することには、彼らの理念とプライドが邪魔をする。「ハラース!もうたくさんだっ!」とついにFAR EASTは、あまりにも物言い多くその工場から出入り禁止を言い渡されてしまう。だが、ここであきらめるつもりは毛頭ない。出入り禁止になった次の日には工場に向かい、性懲りも無く物言いをつづけるのであった。

エジプシャン・デーツ

 

Sole Agent(Soul Agent)

当時、日本の市場ではデーツは食材として敬遠され続けていた。かつて日本が自動車をイランやサウジアラビアに輸出し、その帰りに現地から運ばれたのがデーツだった。しかし、粗悪な品質管理だったので、ほとんどのデーツが廃棄され日本の市場になじむことはなかった。彼らに語りかけた。「これほど歴史と文化のあるすばらしい食材が現存する例はとても稀少なのだ。日本人に素敵な素晴らしい文化として伝えるために協力してほしい」


発熱する日本人の言葉に答えてデーツ加工ラインをFAR EAST向けに1ラインつくることになる。洗浄し、乾燥し、カットして種を取り、虫を取り除き、マイナス28度に4日間さらして駆虫し、つぎに二酸化炭素で燻蒸する。化学薬品は一切使わない。そしてパックして脱気・窒素充填する。

品質は格段に向上し、デーツを廃棄することはほとんどなくなってきた。面倒な日本人の注文に答えているうちに品質改善が図られ取引量も格段に増え、それがヨーロッパをはじめ他国の市場でも認められるようになってきた。

いつしか彼らの言葉で他に変わりのいないものという意味もあるSole Agent(総代理店)とFAR EASTはよばれるようになった。 初めに厳しく向き合ったことが結果、彼らの役にたつことになる。スィーワ・オアシスもここ数年は治安が悪く、なかなか訪問することができないが、デーツの輸入が途切れることはない。かつて出入り禁止になった業者との間に強いパイプができていた。

エジプシャン・デーツ エジプシャン・デーツ エジプシャン・デーツ

工場では衛生着を着用、手袋をして作業を行う。一粒ずつ手作業で種とヘタを取り除く。ジプトのマーケットに並ぶパッケージは完成度が低い。恰好良いパッケージ作りもエジプトでの挑戦だった。

エジプシャン・デーツ

FAR EASTバイヤーから衛生着の着用方法までことこまかにチェックが入る。

エジプシャン・デーツ エジプシャン・デーツ

日本向けの特別な梱包。袋内に窒素を充填してから脱気を行うことで酸素を袋から追い出す。エージレスを封入し残った酸素も吸収する。商品の劣化、虫の生息を防ぐ。

エジプシャン・デーツ エジプシャン・デーツ

虫の生きられない環境にするため二酸化炭素チャンバーに入れる。



デーツ〜神々の贈り物〜

100年に一度しか雨が降らないにも関わらず、水があふれるように沸いている砂漠のオアシス・スィーワ。そこで生まれるデーツをきっとアレキサンダー大王やクレオパトラも食べていたであろう。この「いのちの実」はアラブの美容食ともよばれる。こんなワクワクする食べものを現地の人々は「神々からの贈り物」だという。たった3粒で1日砂漠を生きられるというこのデーツ。いにしえの物語に溢れた食べ物をはるか東方の「日いづる国」の人々にも味わってもらいたい。      

エジプシャン・デーツ(ガゼット・250g入・1本)

価格:

1,100円 (税込 1,188円)

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デーツは古代エジプトの時代から重要な食物とされ、イスラム教徒はラマダーン期間中の日没後まず初めにデーツを食し、砂漠の遊牧民ベドウィン族においては伝統的に乳製品とともに主食とされてきた。

黒砂糖のように深みのある上品な甘さとしっとりとした食感が特徴で、コーヒー、紅茶やミルク、ヨーグルト、チーズなどの乳製品ともよく合う。FAR EAST BAZAARのデーツのジェラートはデーツの甘味だけを使ってつくられるほど、豊かな甘みに満ちている。デーツの種類は世界に600種類あるが、シィーワで育った1年物のデーツはひときわ驚きをもって好まれている。

◆当店自慢のエジプシャンデーツがぎっしり入った250g入りのお徳用パックをご用意しました。◆
●エジプト産(Egypt) ●COAE認証

エジプシャン・デーツ

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